タブレット端末が起こす教育革命の可能性

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現役高校生と話をする機会があったので、スマートフォンの利用実態について幾つか聞いてみたのだが、今や試験範囲はスマートフォンのカメラ機能でメモするのが当たり前だと言う。また、学校によっては、板書された内容をそのままスマートフォンで撮影してしまう生徒もいるらしい。

そこまでいくと、もはや板書自体にどのような意味があるのか分からなくなってしまう気もしないではない。また、問題を解答させるために「この問題分かる人」と先生が子どもたちに問いかけ答えさせることがあったが、これでは1人の理解度しか測ることができない。全員の理解度を充分に把握するためには、旧来の方式では限界があるのかもしれない。

教育に関連するコラムを投稿した理由としては、情報教育の代名詞として「Eラーニング」があるが思いの外パッとした成果が出ているようには思えなかった。しかし、タブレット端末が登場してきた昨今、このタブレット端末が教育現場で使われることが増えていることが分かってきた。

「一太郎」などで知られるソフト開発会社ジャストシステムは、タブレット端末を使った小学生向けの通信教育「スマイルゼミ」を12月17日に始める。算数の図形を指で動かしたり、理科の実験をアニメで見たりできる。ジャストシステムは小学校で使う学習ソフトで8割のシェアがあり、家庭向けにも進出する。専用タブレットは税込み2万8350円。月額料金は同2980円から。

引用元 : 通信教育用タブレット販売へ ジャストシステム

ジャストシステムでは通信教育向けの専用タブレットを11月21日に発表した。また、通信教育で大手のZ会でも同様な通信講座用Androidタブレット端末を販売している。

Z会は、タブレットPCを使った通信教育「デジタルZ」について、9,500円という低価格の推奨端末に加え、ワンセグやアプリを楽しめる高性能モデルを2機種追加した。低価格モデルは、7インチのアンドロイド4.0搭載モデルとなっている。

デジタルZは、Z会が幼児・小学生向けに今年4月に開講した、タブレットPCを使った新しい通信講座。タブレットPCの持つ操作性とインターネットによる双方向を活用。子どもでも無理なく取り組めるプログラムとなっている。現在、「はじめてまなぶ えいご」、「つながるせかい かがく」の2講座を開講し、すでに多くの子どもたちが学習を始めている。

引用元 : Z会、「デジタルZ」推進タブレットに9,500円の低価格モデルを追加

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タブレット端末は教育との親和性が高い!?

また、KDDIが全面サポートし2011年から一部の授業でAndroidタブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi」を使い始めた横浜市立白幡小学校があるが、小学生も早いうちに操作に慣れ、紙のドリルでは20問くらいだった回答数が90問にまで増えたという。

紙のドリルでは、解き終わった生徒が教師の前に並んで採点を待つ方式だったことから、15分間に解ける問題の数は限られていた。タブレットのドリルでは教師が採点する必要がなくなったため、例えば4年生の中島さんは、紙のドリルでは20問くらいだった回答数が90問にまで増えたといい、「前より算数ができるようになったと思います」と話す。操作についても「難しそうって思ってたけれど、いろんなボタンで(操作)できるから簡単だなと思いました」と、すぐ慣れたようだ。4年生を担当する教師の亀澤佳代氏も、「週に1回のペースで利用し、1カ月くらいで生徒全員がざわつくことなくスムーズに使えるようになった」と振り返る。

さらにこの計算ドリルは、生徒がどこでつまずいているかを教師がリアルタイムで把握できるのも大きなポイントだ。

タブレット版のドリルでは、誤った解答を入力すると枠が赤くなり、生徒自身が答えが合っているかどうかを確認できるようになっている。また、生徒の不連続正解数が3回に達すると、教師側管理画面のその生徒の名前が赤く光る仕組みで、1つの問題を解くのに4分以上かかっている場合には名前が緑色に光るようになっている。こうした“進ちょくの見える化”は、まさに“タブレットならでは”といえるだろう。

引用元 : 小学生に大人気のタブレット授業、その効果は――白幡小学校の取り組み (1/2)

まだ実験段階におけるので、確実に効果があるかどうかは分からない部分もあるが、タブレット端末と教育現場との親和性は高いと感じられる。スマートフォンのサイズだと教育に活かすには画面サイズの制限があったが、7インチ~10インチのタブレット端末であれば、操作の自由度も高められるため、より効果的な教育に役立てると感じる。

同じiOS/Android/Windowsと言うOSベースといえど、スマートフォンとタブレット端末では秘めている可能性が異なると考えた方が良いのかもしれない。デジタル化のメリットには「進捗の見える化」や「配布の容易性」があるので、それを上手く取り入れていくことで教育革命に繋がる可能性は充分にあると考える。

TABLET365編集部

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年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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