ジョブズ氏の伝記映画がどうなるか楽しみである

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実はお恥ずかしながらまだ『ソーシャル・ネットワーク』を見ていない私。(当時仕事が忙しくて、休日もろくに取れなかったもので・・・と言い訳させてください/汗)

マーク・ザッカーバーグ氏は華々しくIT業界に登場したイメージを持っているのですが、スティーブ・ジョブズ氏は波瀾万丈な人生を歩んでいますよね。自分自身が設立した会社から追い出されるなんて、考えただけでも絶望の深さを想像できてしまいます。

その後、ピクサーという映画アニメ業界に新風を吹かした後、Appleに返り咲きiPod、iPhone、iPad、Macbook AirなどIT業界をリードするカリスマ的存在になった人物がどう映画で表現されるのか、楽しみではあります。

【5月18日 AFP】米アップル(Apple)の共同創設者・故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏の伝記映画の脚本を、『ソーシャル・ネットワーク(The Social Network)』でアカデミー賞(Academy Awards)脚色賞を受賞したアーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)が手掛けることになった。映画製作大手ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)が16日、発表した。

ソーキンは、昨年発売されベストセラーとなったウォルター・アイザックソン(Walter Isaacson)氏の伝記「スティーブ・ジョブズ」をもとに脚本を執筆する。

引用元 : ジョブズ氏の伝記映画、『ソーシャル・ネットワーク』脚本家が執筆

実は私は以前はアンチMacintosh派でした。ただ単純に「マウスにボタンが1つしか無いのはおかしい」という理由で好きじゃなかっただけなのですが(笑)、今はその考えは幼稚だったと反省しています。今は、Apple社の製品をよく買います。

しかし、私がスティーブ・ジョブズ氏を凄い人だと認識したのは、Apple社の製品がどうこうと考えるのと、別の場面でした。それは、今から約7年前になります。(初期のiPodが広く普及し始めた時期ですね)

米国スタンフォード大学の卒業式でのスピーチ

2005年6月12日に行われた米国スタンフォード大学の卒業式でスティーブ・ジョブズが行ったスピーチは、当時ネット界隈でとても話題になりました。私はそこでとても感銘を受けたのを覚えています。

著作権の範囲内で一部引用させてもらいますが、全文は引用元で読んで頂ければと思います。

PART 4 FIRED FROM APPLE

 2番目の話は、愛と敗北にまつわるお話です。
 私は幸運でした。自分が何をしたいのか、人生の早い段階で見つけることができた。実家のガレージでウォズとアップルを始めたのは、私が二十歳
の時でした。がむしゃらに働いて10年後、アップルはガレージの我々たった二人の会社から従業員4千人以上の20億ドル企業になりました。そうして自
分たちが出しうる最高の作品、マッキントッシュを発表してたった1年後、30回目の誕生日を迎えたその矢先に私は会社を、クビになったんです。
 自分が始めた会社だろ?どうしたらクビになるんだ?と思われるかもしれませんが、要するにこういうことです。アップルが大きくなったので私の右
腕として会社を動かせる非常に有能な人間を雇った。そして最初の1年かそこらはうまく行った。けど互いの将来ビジョンにやがて亀裂が生じ始め、最
後は物別れに終わってしまった。いざ決裂する段階になって取締役会議が彼に味方したので、齢30にして会社を追い出されたと、そういうことです。し
かも私が会社を放逐されたことは当時大分騒がれたので、世の中の誰もが知っていた。
 自分が社会人生命の全てをかけて打ち込んできたものが消えたんですから、私はもうズタズタでした。数ヶ月はどうしたらいいのか本当に分からなかっ
た。自分のせいで前の世代から受け継いだ起業家たちの業績が地に落ちた、自分は自分に渡されたバトンを落としてしまったんだ、そう感じました。こ
のように最悪のかたちで全てを台無しにしてしまったことを詫びようと、デイヴィッド・パッカードとボブ・ノイスにも会いました。知る人ぞ知る著名
な落伍者となったことで一時はシリコンヴァレーを離れることも考えたほどです。
 ところが、そうこうしているうちに少しずつ私の中で何かが見え始めてきたんです。私はまだ自分のやった仕事が好きでした。アップルでのイザコザ
はその気持ちをいささかも変えなかった。振られても、まだ好きなんですね。だからもう一度、一から出直してみることに決めたんです。

 その時は分からなかったのですが、やがてアップルをクビになったことは自分の人生最良の出来事だったのだ、ということが分かってきました。成功
者であることの重み、それがビギナーであることの軽さに代わった。そして、あらゆる物事に対して前ほど自信も持てなくなった代わりに、自由になれた
ことで私はまた一つ、自分の人生で最もクリエイティブな時代の絶頂期に足を踏み出すことができたんですね。
 それに続く5年のうちに私はNeXTという会社を始め、ピクサーという会社を作り、素晴らしい女性と恋に落ち、彼女は私の妻になりました。
 ピクサーはやがてコンピュータ・アニメーションによる世界初の映画「トイ・ストーリー」を創り、今では世界で最も成功しているアニメーション・スタジオです。

 思いがけない方向に物事が運び、NeXTはアップルが買収し、私はアップルに復帰。NeXTで開発した技術は現在アップルが進める企業再生努力の中心に
あります。ロレーヌと私は一緒に素晴らしい家庭を築いてきました。

 アップルをクビになっていなかったらこうした事は何ひとつ起こらなかった、私にはそう断言できます。そりゃひどい味の薬でしたよ。でも患者には
それが必要なんだろうね。人生には時としてレンガで頭をぶん殴られるようなひどいことも起こるものなのです。だけど、信念を放り投げちゃいけない。
私が挫けずにやってこれたのはただ一つ、自分のやっている仕事が好きだという、その気持ちがあったからです。皆さんも自分がやって好きなことを見
つけなきゃいけない。それは仕事も恋愛も根本は同じで、君たちもこれから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど自分が本当に心の底から
満足を得たいなら進む道はただ一つ、自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ
一つ、好きなことを仕事にすることなんですね。まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目です。心の問題と一緒でそうい
うのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。落ち
着いてしまってはいけない。

引用元 : とむさとう氏のメールマガジン2005年7月20日号

スピーチの原文とその様子を動画にしたものはこちらに掲載されていますので、英語が苦手でない方はこちらを読んでも良いと思います。

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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