広がるタブレット端末の業務活用~鉄道業界でも~

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小売業界や外食業界では、手帳サイズの機器が使われているのが日常よく見る光景になっています。通称PDTで、『ポータブルデータターミナル』の略です。POSシステムと連動していることが多いですね。

こういった機器は専用の端末として開発・販売されているため、私たち一般消費者が普段利用することはできませんよね。そこで働いてみないとどういう機能があって、どういう使われ方をしているのか分かりにくいものです。

外食チェーンであるサイゼリヤがPDTとしてiPod touchを導入しました。この手帳サイズの機器ではなくタブレット端末サイズのものは『ハンディターミナル』と言いますが、それとは少し異なる用途としてiPad miniを約7000台導入することを発表しました。

東日本旅客鉄道(JR東日本)は全乗務員にタブレット(多機能携帯端末)を配布する。米アップルの「iPad mini」(アイパッドミニ)を約7000台、2013年度中に首都圏から順次、導入する。輸送障害の発生時に活用するほか、マニュアル類を電子化することで業務の効率化などにつなげる。鉄道運行の現場でこれほど大規模にタブレットを活用する例は初めてとみられる。

 初期の導入費用は約4億7千万円。ソフトバンクテレコムがアイパッドミニを納入、マニュアル類の電子化をサポートして、各種コンテンツやアプリを活用したサービスをJR東日本に提供する。

 すべての運転士と車掌が携行、輸送障害時の迅速な対応や列車の内外での案内サービスなどに役立てる。輸送障害の発生で担当列車を変更する場合、新たな時刻表を入手する必要があるが、現在はFAXを通じた手渡しだ。これを手もとのアイパッドミニに送付する体制に切り替える。

引用元 : JR東日本、全乗務員にタブレット アイパッドミニ約7000台

電車の車掌がプリンタ付きのPDTを持っていますが、その用途とは異なり輸送障害の発生時の活用やマニュアルの電子化などで業務効率を図るようです。ソフトバンクテレコムが納入するということなので、回線付きの端末かもしれませんね。輸送障害時に、運行情報の錯綜などで利用客が大混乱することがありますが、タブレット端末の導入によってより正確な情報をもとに案内してもらえることになりそうです。

それにしても、これまで輸送障害時の新しい時刻表がFAXを通じた手渡しであったという点は驚きですね。デジタルサイネージやICカードなどデジタル化が進んでいるイメージがあった鉄道業界ではありますが、臨機応変な対応が求められる現場ではアナログが重宝されていたということなのでしょうか。

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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