アクセス数のPRには注意が必要

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以前、某ブログサービスのアクセス数が水増しされているのではないかという疑惑が話題を起こしましたが、業務委託を受けて企業でマーケティングを担当していると、営業電話の多いこと多いこと。そして、「本当にそのWebサービスが言っているPV数は本当なのか!?」とも思う謳い文句が多いことに辟易してしまいます。

「どう考えてもそんなにアクセス数ないでしょ!?」と思うのですが、何をアクセスと定義しているかによっても変わってきますよね。普通に考えると、1コンテンツなり1ページなりを表示させることがアクセス数になるのとは思うのですが、どうも一般ユーザーの感覚からすると多すぎる。平気で年間億単位のPV数を提示してくると、「それインフラどうしてるの?」とちょっと興味を持ってしまいます(笑)

レイヤーによって、アクセス数の定義は変わってきます。インフラに近くなればなるほど、リクエスト数は増えます。アプリケーション層に近くなればなるほど、リクエスト数は減ります。どのレイヤーの感覚ではアクセス数を公表しているのか、事実は内部の人しか知り得ません。例えば、こんな感じです。

  • Network – TCPでのHTTP/HTTPSはすぐ切れるプロトコルのため、アクセスとして定義できるか微妙
  • Apache – ページリクエストだけでなく画像やCSS/JSなどもリクエストとしてカウントしようと思えばできる
  • Middleware – 導入するミドルウェアによるかも
  • Application – 実アクセス数に近い作りを実現出来れば可。但し、実ユーザーなのかSpiderからのアクセスなのか判別できる機能があるかどうか。また、アプリケーションフレームワークで備えていることも
  • Analytics Tool – アクセス解析ツールにも色々と種類があるものの、実アクセス数よりも減る傾向にあることから、広告宣伝で信用できる数値としてはこれが妥当か

と言った感じかと個人的に思います。Apacheレベルで言えば、1つのページにアクセスするだけで、何十~数百のHTTP GETリクエストを投げることになります。これをそれぞれ1アクセスとカウントされたとなれば、水増しの印象を受けますよね。

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アクセス数の定義を教えられる営業マンがほとんどいないのでは?

「そのアクセス数は何をもとに算出しているんですか?」と聞くと、ほとんどの営業マンが答えられません。専門的なことはちょっと・・・となってしまうんですよね。なのにも関わらず、その数字をPRの武器として出してくる。

最近はSpiderの種類も増えてきたので、アプリケーション側でアクセス解析しようとしても通常通りカウントしてしまうことがあります。これまでの経験だと、アクセス解析ツールの倍近いPV数になってしまっていた場合もあります。

営業ツールとして謳い文句の中にアクセス数が多いことはどうしても入れたい内容だとは思います。特にメディア系のWebサービスであれば尚更のことだと思います。(逆にアクセス数は分かりません、と言われも困ってしまいますし/笑)しかし、聞いて直感的に「ほんと?」と思う数字は、疑った方が良いと思います。直感的に疑うということは、その人にとってのその紹介されているWebサービスが一般的ではないと判断したからとなりますからね。

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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