検索順位は大事だが、こだわりすぎるのもよくない

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SEO対策をやっている人にとって気になることって、やっぱり「検索順位」ですよね。運営しているサイトで狙っている「キーワード」がGoogle/Yahoo/Beingなどで何位に表示されているかどうかは気になってしまいます。

そういう私もブログやサイト運営をし始めた頃は、検索順位を日々チェックしていました。しかし、検索順位は1日の中でも変動することがあるし、何にもしていないのに大きく順位が変わったりもします。

さすがにそういうのを見てると、検索順位をチェックすることに疲れてしまうんですよね。SEOコンサルしているのであれば、「成果としてこれくらい上げることができました」という報告ができるので大事なことではあるのですが、サイト運営者としてそこは重要な指標ではあるものの、最も重要なことではないと思うんです。

どんなサイトかにもよりますが、PV数/UU数なり増やしてインプレッションを稼ぐのが目的だったり、アフィリエイターであれば広告へのクリック、ECサイトであれば注文・応募サイトであれば応募というコンバージョンが最も大事になってくる訳です。

それによってそのサイトの価値が変わってきますし、収益に影響する一番のところですからね。

情報を求めている能動的な人は検索を使う

「続きはWebで」なんてフレーズが一時期CMで流行り、今でも時折使われていますが、基本的に検索エンジンを使う人は「その情報を求めにいっている」、つまり能動的に行動を起こしている人になります。

しかし、バナー広告なりソーシャルメディア、ニュースサイトでの情報は、目に入った情報に惹かれて流入してくるので、その情報を100%求めて動いている訳ではありません。

そうなると、前者の能動的に情報を求めている人の方が、「訪れてくれたことで何かしらのアクションをしてくれる見込み客の可能性が高い」とも言えると私は思っています。(もちろん、ランディングページがとても魅力的なコピーで書かれていれば、充分アクションが期待できると思いますが)

ですので、そういう能動的なユーザーに訪れてもらうためにも、検索順位はより上位にあったほうが良いし、SEO対策は最低限行っておくべきだと考えます。

情報が少し古いのしか見つからなかったのですが、2009年1月のcomSocreの調査では、日本の総検索回数は68億回、Yahoo!が過半数シェアと公表しています。

検索シェアは、Yahoo!が51.3%、Googleが38.2%。Yahoo!とGoogleで検索シェアのほぼ90%を占めている。3位の楽天はわずか2.2%、Microsoftは1.7%。利用者あたりの検索数を見ると、Yahoo!が61.9回、Googleが55.4回。検索シェアは0.7%しかないNEC (BIGLOBE ?)が1人あたりの検索数では3番目に多い23.7回となっている。

2009年1月の日本の検索市場の総検索回数は68億回で、前年同期の62億回から9%増加した。内訳を見ると、検索回数の伸びが一番大きかったのがExcite Japanで前年の1100万回から5200万回と362%も増加した。Yahoo!は3096万回から3489回と13%増、Googleが2481万回から2596万回と5%の伸び。

引用元 : 日本の総検索回数は68億回、Yahoo!が過半数シェア – comScore調査 2009年1月 | SEMリサーチ

この値はネットカフェなどの共用PCや携帯・PDAからのアクセスは除外した数字とのことです。この時から既に3年経ち、スマートフォンがフューチャーフォンから取って代わっていることから、私個人の感覚としてはさらに総検索回数が増えているのではないかと考えます。

スマートフォンを利用するユーザーの多くはITリテラシーが比較的高いため、インターネットを利用することが自然です。違和感を感じる前世代の人とは違うので、スマートフォンでの検索回数はPCに迫る勢いになっています。(もちろんキーワードによっても変わってきますが)

とりあえず、この68億回と言う数字に注目すると、色んなキーワード引っくるめてなので一概にどうこう言える訳ではないのですが、クリック単価なりインプレッション単価なりで広告を出しておくのであれば、上位に表示されることでかなりの金額の広告宣伝費を削減できると思いませんか?

今まで1ページ目に表示されるために投下していた広告宣伝費を、そのサイトを最適化することで(SEO対策することで)よりサイト価値を高めることにお金を使えるのであれば、そちらの方が有意義というものです。

SEOの効果は100%期待できるものではないことも忘れずに

「じゃあ、アクセスを増やすために徹底的にSEO対策しよう!」という場合もあるかもしれませんが、先述した通りSEO対策をすることが事業の目的ではありません。収益を上げることが優先なのを忘れてはいけません。

しかし、PCだけでなくスマートフォンからの検索も増えているであろう昨今、SEOを疎かにするのも得策とは言えません。ですので、最低限すべきことは、運営サイトが狙っているキーワードでの検索順位を定期的にモニタリングすることでしょう。

この辺はGoogleウェブマスターツールを使えばすぐ分かるので、別に難しい何かをする必要はないと思っています。SEO業者の方であれば、日々のモニタリングは重要かと思いますが。

また、「SEOもどこまでやれば良いのか?」というと、正解はありませんし、どんなSEO対策をする必要があるのかも求める費用対効果によって変わってくるでしょう。

ここでも書かれていますが、SEOを外注する時の費用について書かれていますが、どのSEOコンサルタントも明確な答えを持っていません。例えになっていますが、どんな車を買うのかと同じようなことなのです。

「それは分かりますが…」と切り出したジョアンナは次のように続けた。「それでも、サイトを検索エンジンに対して最適化するコストを知りたいのです。SEOには幾らかかりますか?」

そこで私は尋ねた。「車を買うには幾らかかりますか?」

ジョアンナは少し困惑し、「なぜですか?それは一概には言えません。」

「その通りです。」と私は述べた。「車に対して支払う価格は、型やモデル、サイズや意図、運転する場所、そして、誰が運転するかに左右されます。ファミリータイプの頑丈なステーションワゴンは、見せびらかすためのスポーツカーとは価格が異なるのです。」

SEOのサービスもまた求める内容によって価格が変わってくる。最高のSEO戦略は、顧客候補のニーズと問題を評価することから始まる。次に、大勢のオンラインウェブサーファーから最も関連するリードのみを引き寄せるマグネットとしてSEOを展開する。

この取り組みを効率的に行うようにウェブサイトを設定するのは容易ではない。オーディエンスのサブセグメントに狙いを定めた焦点を絞ったランディングページを構築すると、顧客に見事にコンバートする関連するトラフィックを数多く集めることが出来る。しかし、この取り組みを適切に行うためには、それ相応の時間とリソースが必要になる。

引用元 : SEOの料金は聞かないで | SEO Japan

また、Google自身は200を超えるランキングの基準を基にウェブサイトを評価し、そして、1年に最高で600回ほどアルゴリズムをコンスタントに調節している。SEOは単純なわけでもなければ、簡単なわけでもない上に、このように日々変わり続けているから厄介なのである。

一昔前だと「相互リンクが大事」だと言われてきたが、今では相互リンクはSEO担当者の中では御法度の手法とされている。また、不正にリンクを買ったとされるリンクファームがGoogle検索から弾き出されている事例もあるため、ただ被リンク(バックリンク)を増やせば良いという時代でもなくなってしまっているのです。(それもわずか数年で!!)

Googleは一貫して「コンテンツの質が命」と言っています。つまり、彼らが目指しているところはそのサイトがユーザーに最適な情報を提供しているサイトなのかどうかを判断しようと、日々試行錯誤しているということなんです。

そのため、安易な手法だけでは通じなくなってしまっているので、SEO技術だけでなくサイト構成やサイトコンテンツ(コピーやタグ付け含め)、インフラ的な観点なで広範な知識が求められている時代がやって来ていると私は思います。

Written by Info Architecture

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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