車を手放せば節約になるというコメントをする人は地方を見ていない

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私は都会ながらも車を所有していますが、もともと車を所有することに憧れていたので社会人になってお金を貯めて買いました。もちろん頻繁に乗るわけでもないし、運転距離も年間1万以下ですし、持っている意味あるのかという話はありますが、日本経済と納税には多大に貢献していると思っています(笑)

そんな中、よくファイナンシャルプランナーとかシンクタンクのアナリストとかが、「車を手放せば年50万程度の節約になる」とコメントしているのを見ますが、こういう人たちを見ると、「本当に日本全体を見ていない人なんだな。自分の無知さをさらけ出して恥ずかしくないのだろうか」と思ってしまいます。

直近ではこの記事を見ました。

参照元 : 若者層の車離れに思うこと=大和総研

若者層の車離れもクソもなくて、交通インフラ(電車・バス)が発達していない地方だと、車しか移動手段がないので必然的に車を使わざるを得ません。私も地方に行くとそれを実感します。駅から家まで車で何十分とか普通なんですよ。

自動車メーカーは不振じゃないのになぜこのような記事を書くのか

参照元の記事をなぜ上げるのか、疑問に思っていました。だって自動車メーカーは別に不振じゃないんですし。一時期『派遣切り』問題が話題になりましたが、もともと派遣は期間での契約が前提なので、”切る”も何もなくて、もともと派遣自体がそういうものなのに偏向報道が行われたせいで、問題がすり替わってしまっただけ。

一時的に需要が減れば、供給も減らさざるを得ないのは資本主義経済では当たり前のことでしょう。企業側は派遣労働者に対して、「一生雇用を約束するよ」なんて一言も言ってません。

『派遣切り』という言葉はそもそも誤りで、問題視するべきは労働者派遣法や雇用問題なわけです。「雇用したらそれを維持するよ」という論調にしたいのであれば、国や政府に訴えかけるべきものだと私は考えます。

話を戻します。元の記事で気になっている部分はここです。引用します。

車を所有する場合、購入時の出費だけでは済まず維持費も必要だ。維持費には、車検、自動車税、自賠責保険、任意保険、燃料代、駐車場代等があるが、いずれも年間で数万~数十万円かかるものである。リーマンショック以降はガソリン代も高騰した。会社の同僚で、最近車を手放した者がいる。その同僚から聞いた話では、車を手放したことにより年間40~50万円程の出費が減少したそうだ。地理的要因、車の使用頻度により維持費も変わってくるが、収入が多いとはいえない若者層にとって車を所有するため年間にこれだけの費用を負担するのは厳しいと思える。

引用元 : 同上

完全に都市部の人間の話しかしてないですよね。地理的要因と書いているにも関わらず、地方の交通インフラ事情や住宅事情を全く考慮していないコメントと捉えられます。しかも、「車検、自動車税、自賠責保険、任意保険、燃料代、駐車場代等」では税収・企業収益・個人収益なども関わってくるので、必ずしも日本経済全体を見て良いかというとそうでもありません。

もっとマクロに捉えられれば良いのですが、どうしても大手企業に勤めている人は実生活や見聞きしたことをベースにしてしまうため、ミクロな見方をしてしまう傾向があるんですよね。大手新聞記者でもよく見かけますが。

ちょっと地方に行くだけで、基本的に移動は車でなければ家に籠もるくらいしかありません。ということで、「若者層のライフスタイルの変化」は都市部などの一部だけしか当てはまらないので論破。「自動車メーカーの開発姿勢」は別に若者層は関係ないので、そもそも問題ではないでしょう。スポーツカーの憧れは大人の押し付けの意見でしかないです。

私が思っているのは、「若者層の収入源により、価格が安い軽自動車や小型の自動車に購入意識がシフトしている」ということです。焦点はここでしょう。

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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