さすがにiPS細胞臨床に関する森口氏の件はマスコミに問題アリでしょう

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ノーベル医学生理学賞受賞者に決まった京都大学の山中伸弥教授が開発した「iPS細胞」。この件について、連日の新聞やテレビ、週刊誌などのマスコミは同じ「iPS細胞」に関連することながらも、虚偽の発言をしていた森口氏についてばかり報道しているように感じます。

一般人の感覚からしても、「こんなに早く臨床で結果が出ているの!?」と思うのが普通ではないでしょうか。まして医学界について知見を持った記者であれば、裏取りをするのが当然のことではないでしょうか。医者ではない人が勝手に人を診察・診断してはいけないのと同じように、証拠もない情報を公に流していいものなのでしょうか。

確かもっとも早くこの情報を出したと思うのですが、当の読売新聞では誤報というおわび記事を発表しています。

米ハーバード大客員講師を名乗る森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え、6人の患者に移植する治療を行ったと最初に報道した読売新聞は13日付朝刊で、「同氏の説明は虚偽で、一連の記事は誤報」とするおわび記事と取材経過を明らかにした検証記事を掲載した。
 同紙が森口氏の「iPS細胞初の臨床応用」を報じたのは、11日付の朝刊と夕刊の各1面トップ、12日付朝刊早版など。検証記事によると、森口氏が9月19日に読売新聞記者にこの話を持ち掛けた後、論文草稿と手術の動画を提供し、記者が10月4日に森口氏が特任研究員を務める東京大医学部付属病院の会議室で約6時間取材した。

引用元 : 「森口氏説明は虚偽、誤報」=読売新聞がおわび-iPS細胞「初の臨床応用」

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森口氏を責め立てる記者会見にもうんざり

ニュース番組では森口氏の虚偽の追求にもっぱら熱が上がっていますが、その様子を見ているとうんざりさせられます。しどろもどろになる森口氏が全て悪いんだと言う姿勢の記者が、よってたかって責め立てる様子が映ります。「いやいや、誤報に乗せられて騒ぎ立てたのは自分達でしょうよ」と、一般視聴者の立場からすると目も当てられない状況です。

謝罪をしているテレビ局は続々と出ている中、虚偽をした森口氏はもちろん悪いですが、それの検証・裏付けを取らないで報道した方にも問題があるでしょう。まして、本来であればもっと脚光を浴びているはずの山中氏にも良くない影響を与えてしまうかもしれないのですから。

「騒ぎに便乗して有名になってやろう」と考える人が居るのは、今も昔も同じだと思います。それを取捨選択して、裏付けを取った上でGOの判断を下し、報道をするのがマスコミの本来の役割だと思います。しかし記者会見の様子を見ると、森口氏を責め立てる様子ばかり。もちろんこれだけ騒ぎを大きくさせる原因を作った本人を責め立てるのは、マスコミの権利かもしれないですが、その様子はさすがに見るに堪えません。

一般市民はどの情報を信じればよいのか

今や時代は情報に溢れています。しかし、新聞の情報を真に受けることはテレビの情報のみで生活している人たちはたくさんいます。既に文化として根付いている地域の人たちに、「情報には真偽や思想の反映があって、それを見分けるのも市民の責任だ」と言うのは難しいと思います。

「ネトウヨ」という言葉が存在することが広く世界でも知られていますが、2chを中心としたインターネット上の情報は「ネトウヨ=ネット右翼」が示す通りに右寄りなものが多いかもしれないと感じます。ただ、インターネット全体が右寄りなのかというとそんなこともないと思います。また、マスコミ各社は右寄りだったり左寄りだったり、本当の中葉なのかどうかを確かめるのは難しいです。

ちなみに、某新聞社のセールスマンが一方的にお試し購読1週間を押し付けてきて新聞紙が邪魔になったり、別の新聞社のセールスマンは「今日契約が取れないとまずいんです」と切羽詰まって押しかけて来たり、新聞本社の別々のセールスマンが同じ日に電話をしてきて契約を求めてきたり、業界が厳しい様子が伺えますが、押し売りは良い印象を受けませんよね。

とは言え、真実や事実を報道する機関が不可欠なのは時代や世界を見ても明らかなので、そのための努力を欠かさずに行ってもらいたいものです。

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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