日本てんかん協会がアクセス過多でダウン中&不思議に思う声明

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昨日も痛ましい事故が起きてしまいましたね。『てんかん』患者による自動車事故が多くある中で、再び死傷者が多数出てしまうの行政の対応が後手後手になってしまっていることだと感じます。なぜ、何も悪いことをしていない一般市民が、『てんかん』であることをきちんと申告せずに不正に免許を取得した者によって命を奪われてしまうのか、不条理だと感じずにはいられません。

昨日の事故に関する概要はこの通りです。

府警によると、藤崎容疑者は12日午後1時すぎ、勤務先の呉服雑貨店の車で四条通大和大路の交差点付近を暴走し、歩行者の男女18人をはねて7人を死亡させ、11人に重軽傷を負わせた疑いがある。

府警の調べなどでは、藤崎容疑者はてんかんの持病があり、最近も月1回程度の発作を起こしていた。通院先の医師からも自動車の運転をしないよう再三注意を受けていたとされる。府警は、藤崎容疑者が運転中に発作を起こし、車の制御が困難になった可能性があるとみている。

引用元 : 京都の暴走事故、殺人容疑で家宅捜索へ 容疑者宅など

私も持病があるので、病気であることに対して差別するつもりは全くありませんが、『てんかん』発作が関連した自動車死亡事故・自動車負傷事故はたびたび起きています。そうならないためにも、下記のように自動車免許を取得するために条件を付けているものの、自己申告制なので全く機能しておらず、条件に当てはまらなくても自動車免許の取得/更新ができるようになってしまっています。これは由々しき問題でしょう。

  1. 発作が過去5年以内に起こったことがなく、医師が「今後、発作が起こるおそれがない」旨の診断を行った場合。
  2. 発作が過去2年以内に起こったことがなく、医師が「今後、x年程度であれば発作が起こるおそれがない」旨の診断を行った場合。
  3. 医師が1年の経過観察の後「発作が意識障害及び運動障害を伴わない単純部分発作に限られ、今後症状の悪化のおそれがない」旨の診断を行った場合。
  4. 医師が2年間の経過観察の後「発作が睡眠中に限って起こり、今後、症状の悪化がない」旨の診断を行った場合

日本てんかん協会が法務大臣に「刑法および運転免許制度に関する要望書」を4/10に提出していた

遺族にとって悲しみは計り知れないものだと思います。また、加害者になった家族の方も、取り返しの付かない責任を感じ、人生が変わってしまうことも考えられます。そんな現状がある中、タイミング最悪の中で日本てんかん協会が法務大臣に「刑法および運転免許制度に関する要望書」を4/10に提出していたと、医療人材.NETで報告されています。

昨年4月、栃木県鹿沼市で運転免許を不正取得した患者がてんかん発作によって起こした交通事故により複数の小学生が死亡した。この事故の被害者遺族らが、てんかん無申告の運転免許不正取得者の起こした死傷事故に対する厳罰化などを求める署名活動を行い、10日には法務大臣あてに署名を提出した。同協会はこれが、「対象をてんかん患者に限定した」要望となっているとして問題視しており、今回の要望書もこれを受けたもの。

具体的な要望は以下の通り。「1. 運転に不適切なのは病気の症状(状態)であり、病気そのものや病気のある人ではありません。病名による差別はしないでください。/2. 病気のある人に、症状(状態)によっては運転できないという社会的責任を適切に自覚するための方策を、関係機関と協力をして一層推進してください。3. 病気の症状(状態)のために運転免許証が取得できない場合には、その状態にある人の生活の不便を補填する施策を、関係省庁と協力をして推進してください。」

引用元 : 日本てんかん協会が法務大臣に「刑法および運転免許制度に関する要望書」を提出
WEB魚拓 : http://megalodon.jp/2012-0413-1622-16/iryojinzai.net/1074.html

そこの1番目に着目して欲しいのですが、「運転に不適切なのは病気の症状(状態)であり、病気そのものや病気のある人ではありません。病名による差別はしないでください。」と書いてあります。しかし、現実差別が起きている訳ではなく、不正に取得することが問題なわけですよね。病気になってしまった人を差別する気持ちは、おそらく多くの人は持っていないと思いますが、病気になってしまったにも関わらず、不正をしようとしている人が以前と居ることが問題な訳です。それを考えると、この要望書はそれが考慮されていない内容と言わざるを得ないでしょう。これでは、遺族の方の気持ちへの配慮がなされていないですよね。

要望書PDF : 刑法および運転免許制度に関する要望書

そもそもこの『てんかん協会』とは何なのだろうか?と思い調べようと思ったところ、『てんかん協会』のWebサイトがアクセス過多によりダウンしており、中身を知ることができませんでした。国民は皆、再三起こる事故に対して関心を強めたということなのでしょうね。そこで、今回の事故に対しての声明が出ていますが、私には言いたいことが理解不能でした。被害者に対しての配慮が一切ないのはどうなのか?

声明 : 2012年4月13日「京都市内で発生した交通死亡事故」に関する声明

WEB魚拓 : 日本てんかん協会

そもそも『てんかん』とはどのような病気なのか?

『てんかん』『てんかん』とワイドショーで言われますが、それがどのような病気なのか理解されている方はあまり多くないと思います。協会のサイトがダウンしているので、Wikipediaから引用しておきたいと思います。

てんかんの症状は、「てんかん=突然倒れて、泡を吹く病気」という重篤な症状が一般に知られているが、より軽症な症状も含む。

てんかん発作に伴う主な症状は、強直性、間代性などの不随意運動、つまり痙攣(けいれん)であるが、痙攣を伴わない発作もある。また、意識障害として、突然意識を失う・記憶が飛ぶ・急に活動が止まって昏倒する場合もある。ただし、大半の発作は一過性であり、数分~十数分程度で回復するのが一般的である。

発作に拠って影響を受ける部分は、主に意識と随意運動で、呼吸や瞬き・瞳孔反射といった通常の場合における不随意運動はあまり影響されない。

発作時にはこれといった応急処置はなく、患者が暴れて段差から落ちたり壁などに体をぶつけたりして怪我をしない様に、周囲の者が安全確保をすることが必要となる。余裕があるようなら、発作時の症状を観察しておくと治療に役立つことがある。発作が断続的に持続する場合(5分以上)にのみ、救急車を要請する。

強直性の発作時には口の中や舌を噛んでしまう事があるため、以前はマウスピースとして清潔なハンカチを巻いた鉛筆や箸を噛ませるように指導されていた時代もあった。しかし現在では、鉛筆や箸で口内や歯を損傷したり処置者が受傷する等の危険もある上、極稀に発作時嘔吐する場合もあり、ハンカチを巻いた鉛筆や箸を噛ませた事により、嘔吐物が気管に誤って入り肺炎になったり、時として気管に詰り窒息する危険性があるので、絶対に避けるように指導されている。

発作が起きた場合、周囲の人は発作が起きた時の状況を具体的に伝えることが、医師の的確な診断につながり、原因究明や再発防止に役立つことが多い。

引用元 : てんかん | Wikipedia

原因など、こちらの引用元にも掛かれていますので、見ていただければと思います。

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年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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