産経&日経 vs. 任天堂という構図が出来上がっていないか

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平成24年5月7日(月)はグリィ、DeNAとソーシャルゲーム主要企業の株価がストップ安となり、色々なところで話題に上がりました。しかし、「ゲーム業界の株価が~」と触れる記者や記事はほとんどなかったと思われます。

そんな中、産経でも同様にこの件について記事にしているのですが、なぜか最後に家庭用用ゲーム機メーカーにふれ、任天堂からのコメントを入れています。

一方で、インターネット課金ビジネスを取り入れようとする家庭用ゲーム機メーカーにとって、当局の規制は収益回復策への大きな妨げとなる。

 「構造的に射幸心をあおり、高額課金を誘発するガチャ課金型のビジネスは、お客さまとの関係が長続きするとは考えていない」

 任天堂の岩田聡社長は、ガチャ課金を取り入れることはない考えを示している。ただ、追加のゲーム内容のダウンロード販売も本格化させる任天堂は、携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」のダウンロードソフトを小売店の店頭やウェブサイトでも、購入できる決済方式を8月から導入するなど、新しい課金ビジネス作りの真っ最中。当局の規制が水を差すことがないよう、盤石のモデルを構築しなければ、高収益体質を取り戻すことは難しい。(高木克聡)

引用元 : 「コンプガチャ」規制検討で暗雲 SNSゲーム大手2社、株価急落

コンプガチャはソフトウェア/アプリケーション部分なのに対して、なぜハード屋であるゲーム機メーカーの収益回復策への大きな妨げになるのか?恣意的に任天堂を陥れようとしているような風潮さえ伺えます。

産経&日経 vs.任天堂の構図がある

任天堂の岩田社長は、日経新聞の再三の「任天堂没落説」を記事にされ、最終的には自身のTwitterで「まるでゴシップ誌のような手法が採られていることに驚いている」とつぶやいている。名指しはしていないが、どうやら「日経新聞」に掲載された記事をさしているようで、インターネットで話題になっていました。

2012年2月22日、任天堂の岩田社長はツイッターで、「月曜日に電子版媒体で当社に対する不正確な報道がありました。」と記した。しかも、このようなことが何度か続いているとし、「文脈を無視して恣意的に言葉を抜き出したり、事実と憶測を混ぜて書いたり、まるでゴシップ誌のような手法を採られていることに驚いています。」という。

そのつぶやきからは、岩田社長がかなり強い憤りを感じていると推察できる。

岩田社長が「ゴシップ誌のような」と指摘した記事は、2月20日付の日経電子版と思われる。見出しは「岩田社長が口にした、任天堂の『没落』」。すでに任天堂が没落したようにも受けとめられる書き方になっている。

記事は「『このままでは没落してしまう』。任天堂社長の岩田聡が社員に発した言葉は衝撃的だった」の書き出しではじまっていて、そこでは任天堂が「世界のゲーム市場で先頭を走っていたのは、ほんの数年前」とも記している。

引用元 : http://www.j-cast.com/2012/02/23123220.html

正直、企業が儲かったり損したりするのは、資本主義経済に置いてはあたりまえのことだ。その当たり前のことを理解しているであろう経済新聞紙ともあろうものが、一回赤字出しただけで揚げ足を取るかのように没落を語るのは間違っていると私は考えます。

それを言うなら、新聞各社の財務状況の方がやばいことを国民に知らしめるべきではないかと思うんですが・・・(笑)

企業は「30年で栄枯盛衰する」というのが経営学では当たり前になっていますが、大企業ともなればこの理論は働きません。ストックホルダーが膨大になってしまっているので、下手に潰してしまうストックホルダー全員に影響が出てしまい、日本経済そのものへの影響も大きいからです。

なので、たった1年の経営成績を見て、ここまで言及するのは読者を馬鹿にしてるとして思えないですね。

たしかに、任天堂は2011年4~12月期決算で、売上高が前年同期比31.2%減の5561億円、164億円の営業赤字に陥った。あわせて発表した今期3度目になる業績の下方修正では、通期の売上高が6600億円、営業赤字は450億円にのぼり、前期の1710億円億円の黒字から急落する見通しだ。

株価も、2月23日は1万2240円(前日比410円高)だったが、業績の下方修正を発表した直後(1月27日)には1万円の大台を割り込むほど。経営はお世辞にも良好とはいえない状況にある。

引用元 : 任天堂・岩田社長「まるでゴシップ誌」と怒る あの「日経新聞」に噛み付いた?

そもそも今回の件を任天堂と絡めようとしているのが間違い

先ほども述べましたが、スマートフォンや携帯電話というプラットフォームに乗りながらコンプガチャという仕組みを作っていたソーシャルゲームと、家庭用ゲーム機を製造しているメーカー及びソフトウェア会社を対比するのがおかしいでしょう。

言うならば、高速道路のSAとJRの新幹線をを比べるようなものです(って、その方がわかりにくいかw)

ゲーム内課金は、遡ってパソコン時代から存在している訳で、今更ゲーム内課金について叩いたって仕方ないのが分からないのでしょうか。しかも今回は景品表示法違反で、ゲーム内課金は射幸心を煽るものは見たことがありません。

※ただ、DLCロックやレベルアップ有料商法はちょっとあやしいかもな、とは個人的には思っていますが。

ましてこの辺を疑い始めると、スマートフォンアプリの回復薬100円商法や、アプリのアドオン有料だって比較対象になるでしょう。私もアプリは有料で買いますし、家庭用ゲーム機のゲームを有料で購入したりもしますが、納得して購入しています。

もはや経済新聞紙側から噛み付いて対決構図が出来たと思っていますが、別に任天堂信者でもない私からしてもいい加減にして欲しいと思っています。

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年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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