事故続発の若者に欠如しているものは「想像力」

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京都府祇園で起きた、軽ワゴン車が歩行者を次々とはねる事故の発生日は2012年4月12日。運転手を含む8人が死亡。

京都亀岡市篠町の府道で、無免許運転の軽乗用車が集団登校中の小学生らの列に突っ込み、10人が死傷した事故が起きたのは2012年4月23日。

千葉県館山市、愛知県岡崎市で起きた自動車事故は2012年4月27日。

さらに遡れば、自動車が突っ込んだ事故は数知れない。にしても、この4月に立て続けに起きている自動車事故については18歳~30歳の若者が起こしています。(祇園の件はてんかんとの関連性はまだ確認されていないが)

呆れたことに、4月27日に起きた事故はどちらも20代前半で「ぼんやりしていた」せいで事故を起こしている。これだけ大々的に報道されているにも関わらず、自動車がどれだけ危険な凶器になりえるか、認識していなかったのだろうか!?「人は人、自分は自分」とでも思っているのだろうか!?

この一連の事故を見て、私は一つの仮説を考えました。それは、今の若者には『想像力』が欠如しているということです。(注意力だろ!というご指摘もあるかと思いますが、今回はあえて注意力ベースではなく想像力ベースとしています)

想像できれば自ずと注意して考えられるようになる

自動車教習学校で、シミュレータで運転の練習をした方は多いと思います。教本にも出てきますし、試験にも出てきますが、道路に子どもやお年寄りが飛び出してくるのは「想定の範囲内」であることが、運転免許保持者の常識だと思います。

ただ、その時に習ったこと(記憶したこと)を忘れてしまうのは、人間だから仕方のない部分もあります。全てを丸暗記して長期記憶領域にずっと保存できる人は天才か病気ですから。

だからペーパードライバーの人に標識の意味を聞いても、みんな「分からない」と答えてしまうんですよね。それと同じで、『車を運転していればどんなことが起こりえるか』、覚えていないと思います。

しかし、想像力が備わっている人であれば、『車を運転することで人を殺すことだってあるんだ。自分もその立場になる可能性だって充分あり得る。だから運転は注意してしなければダメだ』と思えるんですよね。

カーブを曲がりきれずに横転してしまう人も、サマータイヤで雪道をスリップして滑り落ちる人も、「まぁ大丈夫だろう」程度にしか思っておらず、実際に事故を起こしてしまっているのだと考えられます。要はこの先に何が待ち構えているか「想像していない」んです。

自動車教習所でも散々教えられましたよね。車を運転するときは「~だろう」ではなく、「~かもしれない」運転をしよう、と。運転免許更新時の講習でも散々言われるんですけどねぇ。。。

「想像力」を養う訓練がされていない日本人

同じ読み方でも「創造力」」も日本人には足りていないと言われていますが(笑)、「想像力」も日本人には圧倒的に欠けていると思われます。

それはゆとり世代だからとかではなく、今の政治家を見ていれば分かります。少しでも想像力が養っていれば、揚げ足を取られるようなトンチンカンな答弁はしないはずです。(そういう意味では野田総理は慎重に慎重を重ねて答えているので、想像力はあるんでしょうね。慎重過ぎて創造力は欠けてそうな気はしますが)

田中防衛省が、参院予算委を約15分間、無断中座したことを受けて釈明した言葉が「国会ではもうコーヒーを飲みません」と聞いた時には呆れてしまいました。その発言すれば、確実に叩かれることを「想像」できなかったんでしょう。他にも余計な発言をして、大臣を辞任した人は多くいますね。発言の影響を「想像」できずに自滅した人が多いこと多いこと。

これは個人の考えでもあるのですが、日本の教育に根本的な原因があると感じます。詰め込み型・暗記型を重視した日本の教育では、基本的に受けの姿勢で教育を受ければいいので、想像をすることをあまり求められません。

欧米の学校では、授業中に先生は立ったり座ったり歩いたりリラックスして行います。最初から答えを言わず、どう思うかを発表させる。

違っていてもなるべく「NO」と言わない。「それはいい考えだね。」と発言を認めてから「でも、答えはこうなってます。理由は。。。」と続けます。

生徒から良いアイデアが出れば、「答えはこう書いてあるけど、先生はそれも正解だと思います。」と言うこともあるので、子供達は発言を恐れずに自分の考えを口に出します。自然と問題に対しての解決策は色々とアプローチがあるんだと想像するんです。

今回の一連の事故を受けて書いたので、極論かとは思いますが、「想像力」自体は経済を発展させるためにも必要な力です。日頃、あなたは自分のしていることや起こっていることに対して、「想像」をしていますか?「あなたの仕事は誰の役に立っているのですか?」「その問題を解決するためのアプローチは何があるか考えていますか?」

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もぐ
年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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