イノベーションは少数の精鋭がいれば成り立つのだろうか~iPad発表から見る~

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事前の流通された情報の通りのスペックでiPad miniと第4世代iPadが発表されましたね。今回のiPadは回線付きモデルではauからも発売され、さらに3G回線ではなくLTEのようです。

「iPad mini」は、7.9インチディスプレイを採用し、従来よりも小型化が図られたiOS搭載のタブレット。プロセッサにデュアルコアのA5チップを搭載し、LTEにも対応する。また第4世代の「iPad」はこれまでのiPadと同じく9.7インチのRetinaディスプレイを搭載するモデルとなる。

引用元 : au、「iPad mini」と第4世代の「iPad」を発売

ただ、ネット上の話題で見ると、iPad miniが予想通りRetinaディスプレイに対応していないことや、予想以上に価格が高めだったこと、また第4世代iPadにイノベーティブな要素がなかったことなどが期待を下回っていた意見として出ています。それに反応してか、スティーブジョブズ氏が発表をした頃と違い、米国Appleでの株価も下落したようです。

私としてはiPad miniは非常に興味を持っているものの、iPhone5の時も同じように、スティーブジョブズ氏が逝去されてからのAppleのイノベーションのスピードが低下しているように感じます。高性能やサイズ変更などはこれまで一般的に見られる技術路線と同じように見受けられるからです。

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イノベーションを起こすには少数精鋭でよいのか?

日本の電機業界でも言われていることですが、日本は高い技術力を持ちながらも独創的な製品を作ることができなく、グローバル市場では後れを取っています。その原因として大手メーカーの経営陣の方が、「イノベーション」「イノベーション」と繰り返し語る様子を見てきましたが、その「イノベーション」をするにまでは至っていないがゆえの、現在の景況なのだと思います。

Appleの製品は、スティーブジョブズ氏が自社を追われて再度CEOとして就任した後に、iPodやiPhone、iPadやMacbook Airなど画期的な製品を世の中にたくさん送り込みました。彼のプレゼンテーション能力が非常に高いこともその理由の1つに上げられますが、やはり「人々をあっと驚かせ、使ってみたいと思わせる画期的な製品」を作ることができたのが一番の要因なのではないでしょうか。

もちろん、彼一人の力で製品が出来ている訳ではありませんが、ブランディング戦略や革新的なコンセプト、細部にわたる精巧なこだわりや流通チャネルの形成、製造ラインの確保など少数の精鋭が強い力を発揮しているように思われます。

2:8の法則と同じか

「売上の8割は、2割の上得意客によって形成される」という言葉がビジネスの世界では有名です。優れた製品を作るには、その法則が当てはまるのでしょうか。それとももっと比率は変わってくるのでしょうか。

Appleでは、上級副社長であったMac OS X開発の要 バートランド・サーレット氏が退社したり 、音声認識ソフト「Siri」の開発に携わったエンジニアのアダム・チェイヤー氏が退社していたり、Appleのインダストリアルデザイナー西堀晋氏が退社・・・など主要人物の退社の動きがある中、ジョブズ氏の穴を埋めることで出来る人材が登場するかどうか難しい見方をされています。

Appleファンは世界中にたくさん居ますが、期待に応えられるようなイノベーションをさらに起こしていけるのかどうかは人材に関わっているのかもしれないですね。

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年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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