最近もっぱら情報収集はRSSリーダーに頼っています。もちろんニュースサイトやブログも見たりするのですが、そんなに頻繁に巡回できるものでもないし、網羅することも難しいです。今やまさに情報は洪水のように溢れていますから、ネットサーフィンしてたら簡単に溺れてしまいますからね(笑)
RSS1.0が2010年の12月に策定されたので、流行始めたのはそのちょい後の10年前くらいでしょうか。ちょうどブログという言葉が生まれ流行始めた時期と同じだったような気がしています。
RSSリーダーは当初は専用のクライアントソフトだけでしたが、メーラーにも付属してきたり、ニュースティッカー型やウィジェットも出てきたり、今はiPhone/Androidなどのスマートフォン、iPad/Androidタブレットなどのタブレット端末でWEBサービス型のものをアプリから読み込む方法など、RSSリーダーも幅広くなってきましたよね。
今回はRSSリーダーはどのようなタイプが存在するのかと、私が愛用しているRSSリーダーのご紹介をしたいと思います。(RSSをフィードとも呼称することがありますが、ここではRSSで統一したいと思います。)
RSSは情報を全て配信するものとそうでないものが混在している
まず前提として、今はRSS2.0まで策定していますが、RSS1.0で配信しているサイトも存在します。むしろ日本語サイトではRSS1.0の方が主流と言ってもよいくらいで、RSS2.0はRSS 1.0の備えるRDFによる表現力を放棄したために、RSS1.0を好む人もいる状況です。
RDFとは、「Resource Description Framework (リソース・ディスクリプション・フレームワーク)」の略で、ウェブ上にある「リソース」を記述するための統一された枠組みであり、W3Cにより規格化されています。RDFは特にメタデータについて記述することを目的としています。
また、RSSにどこまで記事の情報を含めるかどうかはサイト運営者が決められます。おなじみWordPressでも、標準機能でこのような選択ができるようになっています。
つまり、外出前にRSSを読み込んでおいて、いざ読んでいると「記事が抜粋しかない、あっ、ここ圏外で元記事が見られない!うぁ~」なんてことが起きるわけです。地下鉄ユーザの方だと尚更ですね。(まぁ1駅待てば良い訳ですが、待ってる間に別の記事読んで忘れちゃうんですよね・・・w)
このことを踏まえると、私としては全文が気になった時にすぐに読めるようにオンライン環境であることが、なるべく情報を漏らさないための一つの手段と考えています。
どんなRSSリーダーが存在しているのか
一口にRSSリーダーと言っても、WEBサービスやスマフォ全盛の現在は色々なものが存在しています。
- 独立型クライアントソフトウェア
- ブラウザ・メール型ソフトウェア
- ティッカー型ソフトウェア
- ウィジェット型ソフトウェア
- WEBサービス型(+スマフォ/タブレット向けアプリ)
どのようなソフトウェアがあるのかはこちらのサイトにたくさん纏められているので、参照されることをオススメします。
参照先 : RSSナビ
私も以前はGoogle Readerを使っていたのですが、どうしてもiPhoneで見ていると一目で見られる情報量が限られてしまうのと、全文を見たいと思っても3G回線だと重いので諦めてしまうことが多く、満足していませんでした。
単純に「パソコンでWEBサービスとしてブラウザで見れば良いじゃないか」というご意見もありそうですが、どうもWEBサービス型の場合はタイトルしか出ないものが多く、”わざわざクリックして概要を確認して全文を見に行って”という作業が非効率だと感じて辞めました。
最終的には『RSSもメールのように一覧化できてプレビューもできる方が便利だ』という私なりの結論に居たり、独立型のRSSリーダーを色々と試してみました。
以前はThunderbirdをRSSリーダー代わりに使っていたのですが、どうもバージョンアップされて使いづらくなったように感じたので、色々と独立型のRSSリーダーを試した結果、(私にとって)一番適しているのは『Headline-Reader』という結論に至りました。
シェアウェアなので試用期間は30日なのですが、価格も1500円とそんなに高くないので私は開発者に敬意を表し支払わせてもらいました。(ちょっとキーが届くまで時間が掛かりましたがw)
どのRSSリーダーが合うかは人それぞれかと思いますが、個人的には独立型オススメです!
Written by Info Architecture