WordPressをローカルPC環境で動作させるためにXAMPPを導入する

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まず、テーマファイルをいじる前に、ローカルPC(あるいはMAC)でWordPressが動作するための環境を作りたいと思います。WordPressは、バージョンによっても異なりますが、最新の3.3x系では下記のサーバーアプリケーションが導入されていることが、必要条件になっています。

> WordPress日本語公式サイト

動作環境
WordPress 3.2 日本語版

PHP バージョン 5.2.4 以上
MySQL バージョン 5.0 以上
プラグインやテーマによっては、上記バージョンでは動作しないものも確認されています。事前にご利用予定のプラグインやテーマとサーバー環境の互換性をご確認ください。
また、旧バージョンの動作環境については、サーバ要件ドキュメンテーションをご覧ください。

本日2012/01/04時点では、最新のWordPressは”3.3.1″となっています。この章の後の方で必要になりますので、ぜひ公式サイトでダウンロードしておいてください。

また、WEBアプリケーションについては言及されていませんが、基本的にはApache Serverが使われることがほとんどです。Microsoft社製のIISでも動かないことはないと思いますが、オープンソースとして正解中に広く普及しているApacheをレンタルサーバーなどでは標準環境として用意していることが多いので、Apacheが無難だと思います。

XAMP for Windowsを導入する

WordPressのテーマを作成する/カスタマイズする場合には、サーバにそのまま導入するのもアリっちゃアリなんですが、一々ネットワークを介して表示確認をするのは面倒だと思います。また、PHPの書き方を失敗し、予期せぬ不具合を発生させた場合、えらいこっちゃになることも可能性としてはあります。

ですので、ローカルPC環境に、WorPressを動作させるために必要なアプリケーション『Apache』『PHP』『MySQL』を簡単に導入できる、【XAMPP】を使って環境を簡単楽チンに作る方法で進めたいと思います。
(今後はWindows環境前提となる部分が出てきます。本来であれば、Linux上に入れたいところなのですが、興味がインフラに発散しそうな気がするので(笑)、XAMPPを採用したいと思います。)

なお、私の環境はWindows7 Home Premium 64bit版となりますので、お使いの環境によっては若干異なる部分が出てくるとは思います。

2012/01/04現在、最新のバージョンはWindows版だと1.7.7になります。インストーラー版、zip版、7zip版が用意されています。

XAMPP新バージョン 1.7.7 をリリースしました!

    最新版の特徴:
  • Apache 2.2.21
  • MySQL 5.5.16
  • PHP 5.3.8
  • phpMyAdmin 3.4.5
  • FileZilla FTP Server 0.9.39
  • Tomcat 7.0.21 (with mod_proxy_ajp as connector)

XAMPPP for Windowsよりダウンロードしてください。下の方に進んでもらえれば、それぞれの形式でリンクが張ってあります。使い勝手を考えるのであれば、インストーラ形式の方が良いと思いますので、インストーラ形式で話を進めていきたいと思います。

クリックすると、SourceForgeのサイトに遷移しますが、基本的にはそのまま待っていればダウンロードが始まるので、お待ちください。
無事に『xampp-win32-1.7.7-VC9-installer.exe』のようなファイルがダウンロード出来ていればOKです!

XAMP for Windowsのインストール

XAMP for Windowsは、あなたがお使いのPCをサーバのようにするためのソフトウェアとなります。

よく、「パソコンとサーバって何が違うの?」という質問を一般の友人に聞かれたりもしますが、基本的には『どちらにもなる』と答えています。パソコンとして使うのであれば、画像を編集したりネットを見たり、Officeを使ったりと個人が使いますが、サーバとして使うのであれば、Webサービスやメールサービス、ファイル共有サービスを複数人の人に提供する訳です。『サーバ』、つまり英語だと『server』→『サーブする人』→『仕えるもの、奉公するもの』から来ているわけです。

さて、ダウンロードした先ほどのEXEファイルを実行させて、インストールを開始します。

1. 言語の選択



残念ながら、最新版では英語のみサポートとなりますが、それほど難解な英語ばかりではないので、気にしないで先に進みましょう。もし、『どうしても日本語が良い!』という方の場合は、XAMPのバージョンを下げることで対応可能です。こちらのサイトでも、導入の仕方について説明されていますので、ご参考にしてください。

>XAMPP上にWordPressを簡単に導入する方法

また、XAMPP for Windowsは32bit上で動くことを想定されたソフトウェアのため、64bit版のWindows7などをお使いの場合には、下記のようなアラート文が出ることがありますが、これは気にせず進めましょう。(64bit版ならよくあることですよね)


2. さくさくとインストールに向けて選択

あとは、指示に従ってインストールしていくのみです!



ここは『Next>』を押します。



どこにインストールするか、ですが、ある意味使われる方にお任せするポイントとなります。WordPressのテーマファイルの編集など、頻繁に発生するので、CドライブやDドライブ直下などをおすすめします。



「デスクトップアイコンを作るか」、「スタートメニューに入れるか」、「Apacheをインストールするか」、「MySQLをインストールするか」、「Filezilaをインストールするか」を聞かれますが、必ずApacheとMySQLは入れてくださいね(笑)『Filezila』はクライアント型のものもあるのですが、ここではFTPサーバとしてインストールするかを聞かれています。どうするかは好みにお任せします!



あとはインストールが完了するのを待ちます。結構な数のファイルをインストールするので、時間が掛かりますので気長に待ちましょう。また、インストールの最後の方で、黒い窓(DOSプロンプト)が出てきて、何やら英語で文字が表示されますが、気にしないで良いでしょう。もし、「Apacheが起動できないよー」みたいなメッセージが出てきたら、ご相談ください。




インストールが無事完了しましたら、『Finish』ボタンをクリックして、終了させましょう。その後、「サービスインストールは終わったぜ!」のようなメッセージが出てくるかもしれませんが、気持ち良くOKとクリックしておきましょう。

XAMPPが動作していることの確認と準備作業

XAMPPを動かしている状態で、お使いのWEBブラウザを立ち上げて、次のURLを入力してEnterを押してください!

http://localhost/ または http://127.0.0.1/

そうすると、次のような画面が表示され、「XAMPPが動いているよー」となります。ちなみに、”localhost”だったり、”127.0.0.1″って何?と思う方もいるかもしれませんが、どちらも自分のPCのことを指しています。なぜこのIPアドレスがlocalhostなのかを説明すると、領域がネットワークの世界に入ってしまうので、ここでは省かせてもらいますね。


では、右下に『日本語』リンクがあるので、クリックして見ましょう。なのにドイツ語でお迎えしてくれるという親切な感じになっていますが(笑)、慌てずに真ん中下らへんにある”Language”の文字を探して、『日本語』を選択してください。phpMyAdminがバッチリ『日本語』になってくれます。



ちなみに、この【phpMyAdmin】というアプリケーションは何かと言うと、WordPressでは【MySQL】という【RDBMS】を使います。【RDBMS】というのは、リレーショナルデータベースマネジメントシステムのことなのですが、これをマスターするとDBAという貴重な職業になれるくらいなので(笑)、ここでは説明は省かせてもらいますね。

で、肝心の【phpMyAdmin】というのは、PHPで実装されていて、WEBブラウザからMySQLの操作ができてしまうという便利なアプリケーションなんです。Oracleを使ったことがある人は分かると思いますが、複雑なSQL文を書いてコマンド流し込むということをせずに、直感的に操作ができるので、ありがたい限りです。(逆に、複雑なことをするのは限界があったりとはしますが・・・)

Wikipedia参考 : PhpMyAdmin
Wikipedia参考 : 関係データベース管理システム

さて、【phpMyAdmin】が晴れて日本語になってやることは、WordPressをローカルPCで動作させるためのデータベースを作ってあげることです。このように、「新規データベースを作成する」という項目が『データベース』メニューの中にありますので、ご自分の目的に沿って好きなデータベース名を付けてあげてください。ここでは、無難にわかりやすく”wordpress”という名称にしておきます。



そうすると、データベースの中に今作成したデータベースが新たに増えています。ここまでで準備は完了です!

WordPressをローカルPCに導入

さて、初めの方でWordPressのファイルをダウンロードしていますよね?そのファイルを解凍し、XAMPPの【ドキュメントルート】に配置してください。【ドキュメントルート】というのは、コンピュータ(システム)上の実際のルートディレクトリとは異なり、WEBサーバ上に公開するためのルートディレクトリのことを指します。デフォルトでは、XAMPPディレクトリ配下の”htdocs”がそれに当たります。

ですので、私の場合は、このようにWordPress用のディレクトを掘りました。

c:\xampphtdocswordpress

そしてブラウザで、自分で掘ったディレクトリを付与して、下記のようにアクセスすると、このような画面が表示されるようになります。

ローカルPCなので、自動で設定でも大丈夫です。ですので、「設定ファイルを作成する」ボタンをクリックしてください。

すると、「事前に情報を用意しておいてね~」のような説明が出てきます。これらの情報はもう持っているので、「次に進みましょう!」をクリックしてください。

すると、各情報を入力するフォームが現れますので、これらを入力していってください。

  • サイトのタイトル←何でもよいです
  • ユーザー名←デフォルトのadminでも構いませんが、実際の本番環境では推奨しません
  • パスワード
  • メールアドレス←メールアドレスの形式チェックが入りますので、持っているアドレスが無難です
  • プライバシー←ローカル環境にあるものなので、チェックは外しておくのがよいでしょう

入力が上手くいくと、インストール作業が成功した旨のメッセージが表示されます。

あとは、本当にインストールが成功したかどうか、WEBブラウザを使って、WordPressをURL入力して、ちゃんと表示されるかを確認してみましょう!

 
ローカルPC上でWordPressを動作させるための準備は、XAMPPという素晴らしいソフトウェアのおかげでこんなに簡単になりました。「もう少し各アプリケーションを細かく設定したい」場合には、Apache Server、PHP、MySQLをそれぞれインストールするのも一つの手だと思います。これらもWindows版が出ていますので。

 
 

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年齢 : 30代半ばの1児の新米パパ。ITネットワークから始まり、WEBディレクター、WEBシステム系のプロマネ、データ分析など色々やってるエンジニアです。WordPress、Webサービス構築、BIツール、IoTなどがトレンド。新しくて面白い仕事募集中。
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